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【ザキの魅力】

今でこそ横浜横浜の人気エリアはみなとみらいだったり、山手の丘、中華街・元町だったりするのですが、今回の芝居の舞台となる伊勢佐木町は、実はかつては日本有数の繁華街だったんです。開国から明治までは芝居小屋が林立していて、その後芝居小屋は映画館に衣替え。最盛期にはなんと30館もあったそうです。ちなみに海外から輸入された洋画はまずザキのオデオン座で公開されてから、日本各地に広まっていきました。このオデオン座での公開は「封切り(ふうぎり)」という言葉で知られています。今では新作映画作品が初めて公開されることを封切りと言いますが、当時の日本ではまず横浜に輸入された大きなフィルム缶にテープで封印がしてあったんですね。それを切って開封するから封切り。ザキが発祥でした。

実は映画館と並んで人気がありたくさんあったのが本屋さん。今でもザキの有隣堂は有名ですが、かつては30店舗もありました。映画館とほぼ同じ。かなり減りましたが、いまでもザキの通りには10数軒が残っています。この本屋さんめぐりが結構面白い。さてこの続きは、また後日・・・

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